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イースタン&オリエンタル・エクスプレス

東京都稲城市 Y.S

2005630日(水)1100シンガポール出発 

20057月02日(金)1600バンコク到着 

 

7月より数年間海外に住むことになり、その前に思い出作りに両親を連れてアジア旅行に出かけました。父が数年前に会社を定年退職して、きちんとお祝いをしていなかったので定年祝いも兼ねて豪華な旅をしようとオリエント・エクスプレスの旅を選んでみました。食事が全て美味しく、スタッフの対応も気持ちよく、両親も私も大・大満足でした。両親は英語がほとんど話せないのですが、カタコトの英語と身振り手振りで積極的に列車のスタッフに話しかけ、英語を多少たしなむ私よりスタッフとのコミュニケーションを楽しんでいたように感じました。変に構えないところがかえってよかったのかもしれません。

 

日々の生活の中では家族でゆっくりと食事を取り、会話を楽しむということがなかなかできなかったのですが、23日の旅行の中でたくさん話し、たくさん食べ、日本では考えられないほど心身ともに寛いだ時間を過ごす事ができました。バーではピアニストの方が「上を向いて歩こう」など日本の曲を演奏してくださり、お酒の力も手伝ってか音楽好きの両親が上機嫌で歌っておりました。欧米人78名がピアノを囲んでいましたが、両親と同年代の方々のようで一緒に歌ったり手拍子を取ったりしてくれて大変楽しい時間を過ごす事ができました。しばらく会えない両親のとても楽しそうな笑顔が心に深く刻まれました。何よりも一番の収穫は家族の絆がより一層深まったことだと思います。 


E&Oシンガポール 福島麻祐子様

20051228 ()

 

在星中にぜひ一度乗ってみたいと思っていたイースタン&オリエンタル・エクスプレス。20051228日にその夢が叶いました。ペナン島の玄関口、バターワースにオリエンタル・エクスプレスが停車することを知り、我が家のオリエンタル・エクスプレス計画が一気に盛り上がったからです。シンガポールからペナン島までは飛行機を使えば1時間弱。それをちょっと贅沢に12日かけて列車の旅を計画しました。とはいえ、我が家は生後4ヶ月の乳児を含め3人の子どもがいるので、格式高いオリエンタル・エクスプレスに乗るのはやや躊躇しましたが、在星中の思い出に、そして子どもたちに素敵な経験をさせたいと思い決心しました。自宅から、ケッペルロードステーションまでわずか20分。こんなに近くからオリエンタル・エクスプレスが発車してるなんて改めて驚きました。


駅に静かに停車しているモスグリーンの列車。金色のエンブレムが輝きとても優雅な雰囲気を醸し出していました。スチュワードさんが整列して私たちをお迎えしてくれました。乗客ひとりひとりを大切にしてくれるあたたかい心遣いを感じました。キャビンに案内されると、まずは素敵な内装に感激。ウェルカムフルーツも用意され、アメニティグッズはセラドン焼きの容器に入れられていました。随所に蘭の花も飾られ華やかでした。小さいながらもシャワールームもあり、まさに動く豪華ホテル。7歳の長男と3歳の二男も大喜びでした。列車は静かに発車し、見慣れた景色の中をゆっくりと進んでいきました。発車後、間もなくしてランチタイムのアナウンス。家族5人でレストラン・カーに向かいました。列車の中でいただく食事はさぞ難しいと思いきや、とてもゆっくりとしたスピードで、安心してお食事をいただくことができました。


ランチの後は最後尾のオブザベーション・カーへ。どこまでも続くジャングルや椰子の木畑を見ながら、心地よい風に吹かれました。 ランチの余韻が残る中、次はアフタヌーンティの時間です。おしゃれな銀食器に入れられたお茶とケーキ。シンガポールでも時々アフタヌーンティを楽しむことがありましたが、キャビンでいただくアフタヌーンティは格別でした。少し英語が話せるようになった長男と二男は、スチュワードさんに「ケーキのおかわり」をお願いしていました。列車がクアラルンプールに到着する頃には外は雨模様になってきました。今は雨季。雨の列車の旅も予想していました。そしていよいよディナーの時間です。粗相がないよう、お行儀良くお食事ができるよう、この日のために我が子達は特訓してきました。みんなで正装し、再びレストラン・カーへ。スーツにネクタイの長男は小さな紳士のようでした。オリエンタル・エクスプレスの旅は事前にメニューが知らされていたので、お食事も本当に楽しみでした。ナイフとフォークの使い方は思いっきりぎこちない我が子達でしたが、ウェイターさんたちのお気遣いで、美味しいお食事を堪能することができました。


ディナーが終わりキャビンへ戻ると、ソファーが二段ベッドになっていました。長男、二男はこれにも大喜び。興奮してなかなか寝付けないようで、いつまでも2人でおしゃべりしていました。その間に三男はぐっすり。列車が揺れて、三男がぐずったらどうしようと心配でしたが、全く大丈夫でした。長男は列車の中に用意されていた、絵はがきを一生懸命書いていました。日本のおじいちゃん、おばあちゃんに書いていたようです。オリエンタル・エクスプレスに乗った感激を、おじいちゃん、おばあちゃんに伝えたかったようです。絵葉書が3枚残っていたので、私は子どもたちひとりひとりに手紙を書くことにしました。まだ、字の読めない二男と三男はいつか字が読めるようになったら…。4ヶ月の三男は記憶には残らないかもしれないけど、こんな素晴らしい旅をした証を残してあげたい…そんな気持ちで書きました。

 

 


夜が明けると、バターワースに近づいたのか海が見えてきました。もうジャングルや椰子の木畑はほとんどありません。いよいよ私たちのオリエンタル・エクスプレスの旅も終わりに近づいてきました。コーヒーとクロワッサンの焼ける香りが漂い、列車の中での最後の食事が運ばれてきました。朝食をゆっくりと味わいながらいただき、そして荷物をまとめて降車しました。名残惜しむように何枚も記念写真を撮りました。スチュワードさんはゲートまで見送ってくれました。子どもたちにも優しく接してくれたスチュワードさん。本当にありがとう。「本物」の贅沢を味わうことができた、イースタン&オリエンタル・エクスプレスの旅。家族でゆっくりとした時間を楽しむことができた、イースタン&オリエンタル・エクスプレスの旅。間もなく本帰国となりますが、シンガポールでの最高の思い出になりました。ありがとう。イースタン&オリエンタル・エクスプレス! 


 
 
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