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ロード・トゥー・マンダレー

ヤンゴン 別府様より

2005824(水)~94(日)

ヤンゴン発着 マンダレ~バモ~バガン   

 

 ミャンマー最大河川エヤワディ川をクルーズする「ロード・トゥー・マンダレー」は、古都マンダレーと仏教遺跡の町バガンを結ぶ旅です。それら3泊や4泊といった通常のコースのほかに、年に数回だけの特別クルーズがあります。エヤワディ川を上流まで溯るものと、チンドウィン川をチン州方面まで旅するものです。私は前者の、824日から94日までの12日間の旅を満喫してきました。定員が100人以上という船は、かつてはドイツのライン川をクルーズしていたというしっかりしたつくり。内装はミャンマー的な木彫りや生地などを使用していて雰囲気があります。客層はアメリカ人やドイツ人、イタリア人が多く、半数以上がリピーターだそうです。


この12日間クルーズを私が選んだ理由は、まずミャンマーのように旅行の難しい土地で、旅行者がなかなか行けない場所に行けること。そして、ミャンマーの大河エヤワディ川の流れに任せてゆったりしたかったからです。バンコク~シンガポール間のイースタン&オリエンタル・エクスプレスに乗車したとき、「ロード・トゥー・マンダレー」クルーズがあることを知り、旅するならたっぷり時間をとってしっかり満喫したいと思っていました。旅を終えてみて、リピーターが多いということに納得しました。船の施設については問題ないのは当然です。運動不足の人にはエクササイズ・マシンも置いてありますし、エステや大きなレストランもあります。もちろん医師も乗船しています。各キャビンのシャワーはしっかり湯が出ますし、飲料水は毎日たっぷり補給されます。ギフトショップには、入手困難となった「亀印」の上質な漆器が置いてあって驚きました。 


食事もすばらしいです。ラムやビーフなどは柔らかくて、首都ヤンゴンでもこれほどのレストランはなかなか見つけられません。朝食やランチは基本的にビュッフェですが、メニューをお願いすればパスタや野菜たっぷりのサラダなども注文することができます。私はビュッフェが得意でないのと、レストランよりもデッキが好きだったので、ランチはいつもデッキでサラダやピザをいただいていました。ディナーはみなさんがドレスアップしてのぞむ楽しい時間。高級フレンチ・レストランのようですが、スタッフが親切なので肩肘張らずに楽しめます。疲れていてお部屋で食べたいときにはそれをお願いすることもできます。ワインやカクテルは有料ですが、評判のよいミャンマービールやソフトドリンク、コーヒーなどはフリーですので、デッキでもお部屋でも好きなときに気軽に楽しめます。それに、モーニング・コールはコーヒー・サービス。時間を指定しておくと、翌朝ノックの音が目覚まし代わり。コーヒーとマフィンを部屋まで届けてもらえます。 


エクスカーションや船内イベントも盛りだくさんでした。地方の列車に乗ってチークの森を車窓から眺めたり、象のパフォーマンスを見学したり、壷つくりの小さな村をウォーキングしたりする小旅行では、バガンやマンダレーといった観光地では見られないミャンマーの違う表情を見ることができました。また、船上ではディナーの後、チンロン(竹で編んだボールを蹴る)の曲芸やミャンマー人形劇、伝統的なダンスから現代マジックショーまで、さまざまなお楽しみが組まれていました。 それ以外にも、とても印象的だったのが2つ。ひとつは、ある日のディナータイム、ある方が誕生日を迎えられ、レストランのスタッフがハッピーバースデイを歌いながらバースデイケーキを運んできたことです。その方はスタッフ、お客さん全員からお祝いされて、とてもうれしそうでした。そのケーキは切り分けられ、私も一切いただきました。

もうひとつは、サプライズナイト。毎晩の催し物のひとつに「サプライズ」というものがありました。多くの人は「花火かな?」と予想していたのですが、花火ではありませんでした。これは今後このクルーズに乗る方のために黙っておきますが、今年2005年の、2005個のあるものが、エヤワディ川を流れてくるものです。とても幻想的で銀河を漂っているようでした。ミャンマーは、人々は温和で土地は美しいところでした。英語が通じにくく交通機関も不安定なので個人旅行が難しいところですが、このクルーズには小旅行やいろんな文化行事が組まれていて、しかも安全な部屋と食事が確保されているので、安心してミャンマーを楽しむことができました。


 
 
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